7月1日に開催した「アフターコロナ テレビ局の選択肢」に続いて、「地域とテレビの未来ウェビナー」第2弾として「地上波の知らないケーブルテレビ〜中海テレビにNHKが聞く」の開催が決まった。8月19日17時から、前回同様Zoomを使ってヒマナイヌスタジオ大手町からの配信だ。
参加料金は2,200円だが、MediaBorder読者には割引価格を設定してある。
本ウェビナーは、鳥取県米子市のケーブルテレビ局、中海テレビの活動紹介がメインだ。同局は報道部を持つ唯一のケーブルテレビ局として知られ、独特の姿勢で地元の情報を伝えている。地域の課題を地域の一員として報じるのがもっともユニークな姿勢だ。通常、報道とは対象を客観視し、中に入っていかないものだ。だが中海テレビは逆に地域に関与していき、問題提起だけでなく課題を解決に導こうとする。
私は2年前に取材して一種のカルチャーショックを受けた。そして、これからのメディアに必要な姿勢ではないかと感じたのだ。
その中海テレビが今年、ギャラクシー賞の報道活動部門で大賞をとった。並み居る地上波テレビ局の報道活動と比べても、抜きんでた活動と認められたのだ。
そこで本ウェビナーでは、中海テレビの放送事業本部長、三浦健吾氏にリモートで登壇していただき、そのユニークな報道姿勢から、ネットから電力にまで広がるインフラ事業まで、同局の活動を一通り紹介してもらう。
これを受ける形で、NHK報道局ネットワーク報道部専任部長の熊田安伸氏に質問者の役割で登壇してもらう。NHK報道のメインストリームにいながら、同時に新しい伝え方の開拓にも取り組む熊田氏から見て、中海テレビはどう映るのか。お二人の議論がひょっとしたら、放送業界全体の報道姿勢を問い直すことにも繋がるかもしれない。またZoomを生かして参加者からも意見を募り、場合によっては画面に登場してもらい意見を述べてもらうこともあるだろう。そんな、参加型のウェビナーにできればと思う。
お申し込みは、こちらから。
https://townwithtv02.peatix.com/
MediaBorder購読者には2200円を1500円に割引くコードを発行する。
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