テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2019年11月号

InterBEEで細かすぎて伝わらなかった「それぞれのイマ」を頑張って伝えてみる

2019年11月20日 16:01 by sakaiosamu


INTER BEE CONNECTEDアドバイザリーボードのメンバー(撮影:長谷川朋子氏)

11月13日から15日まで、幕張メッセでInterBEEが開催された。今年も前年同様、4万人強の来場者で盛り上がった。

このビッグイベントに、INTER BEE CONNECTEDという特別企画がスタートしたのが2014年。筆者はその当初から専属取材班として関与し、2015年からは企画を議論するアドバイザリーボードのメンバーにも加わっていろいろとお手伝いしてきた。CONNECTEDは放送と、通信など新しい世界との”つながり”を意味しており、いわゆる放送通信融合を推進する企画が毎年多様に行われてきた。思い返せばこの5年の間にTVerが誕生するなど、テレビとネットの融合もずいぶん進んだ気がする。一方で、肝心の放送をそのままネットで流す「常時同時配信」がまったく進んでいないのは気がかりだ。

さて今年のCONNECTED最終日は「Wrap Upトークセッション~これまでの5年これからの5年~」と題した、アドバイザリーボードのメンバーが全員壇上に登るセッションで締めくくった。ボードのリーダー役であるワイズ・メディアの塚本幹夫氏が司会し、メンバーに大喜利のようにお題を振っていく企画だ。「5年後」が共通テーマになっていて、「5年後の地上波テレビ広告費は何兆何千億円になっているか?」などと質問が来るので「1兆3千億円」などと大きなスケッチブックに書いて示すのだ。

次々に塚本氏が質問し、メンバーは次々に回答をスケッチブックに書いていく。もうあと5分で終了時間というタイミングで出されたのが、この問いだった。

この質問は実は筆者が入れたいと言って加えてもらったもので、あらかじめ答えを用意していた。それはこのようなものだ。

これを説明しはじめたのは、もうあと残り5分のところだったので慌てて説明しようとあたふたしてしまい、結局よくわからない答えになってしまった。そもそも大喜利形式で次々に答えさせる流れの中で語るにはわかりにくいお題だったと反省している。

説明が細かすぎて何も伝わらなかったので、ここでじっくり語ろうと思う。 

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