週刊文春の倉本聰氏インタビュー記事。「やすらぎの郷」企画意図がよくわかる。

テレビ朝日が4月から昼の帯で始めたドラマ「やすらぎの郷」。倉本聰氏が満身の力を込めて企画した本作について、すでに多くの記事が出ている。週刊文春のゴールデンウィーク特別号には、倉本氏自身のインタビュー記事が掲載されている。

私もYahoo!で、4月11日にこんな記事を書いた。

「脚本家・倉本聰が「やすらぎの郷」で起こした、シルバータイムドラマという革命」

さらに、テレビ朝日の赤津一彦編成部長にもインタビューし、こんな記事も書いている。

「高齢化社会なのに、高齢者向けに本気で取り組んだ番組はなかった~「やすらぎの郷」の編成を聞く~」

テレビ朝日・総合編成局編成部長、赤津一彦氏。突っ込んだ質問にも積極的に答えてくれた

二つ目のインタビューで聞いた内容は大変面白く、大きく見るとこれからのテレビ局の進行方向が垣間見えた感触を持った。ただYahoo!向けなのでかなり削ってしまった部分もある。そこでこの稿では、赤津氏のインタビューの漏れた部分を書き加え、私なりにポイントを解説したいと思う。

「やすらぎの郷」の何に私が惹かれているかというと、もちろんドラマそのものの面白さだが、何と言っても「シルバータイム」という発明にある。明らかにゴールデンタイム一辺倒の今のテレビの在り方に異議を唱える概念であり、さらに応用すれば「ブルータイム」「グリーンタイム」など様々な枠の開発ができそうでもある。

そんな倉本氏の新発想を真芯から受けて着地させたテレビ朝日の現場の発想と苦労を、この記事から感じ取ってもらいたい。(ここから先は登録読者のみ) 

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