今週8日にドコモが発表した内容に驚いた読者も多いだろう。

スポーツの定額ライブ配信サービス、DAZN(ダゾーン)について「DAZN for docomo」として月額1,750円の料金をドコモユーザーは月額980円にするプランを15日からスタートするという。それだけでなく、dTVとのセット料金も用意し、ドコモユーザーは月額1,280円となるという。お得感の大きな、インパクトある発表だった。

DAZNがJリーグの放映権に10年分2,100億円出した時点から、NTTとの提携は透けて見えていた。その実際のサービスがこの料金プランだが、dTVとのセットで割安にするのは想像できていなかった。スポーツと映画・ドラマが配信でリーズナブルに視聴できるようになるのは、多チャンネル放送に大きな影響をもたらすかもしれない。

2015年にNetflixが上陸し、ホットになったように見えた動画配信サービス界だが、昨年はDAZNとスポナビライブがスタートしスポーツ配信が話題になったとは言え、あれほどメディア界を賑わせたSVODサービスはやや存在感が薄かった。だがこのドコモの発表を機に、再び賑やかになりそうだ。Huluも2月に予定していたサービス一新を5月に延期すると発表しており、逆に期待が高まっている。今年は各サービスの次の一手が出てきそうだ。

そんな中、ニールセン社が1月31日付で動画配信サービスの調査についてリリースを出した。(→ニールセン 動画アプリの利用状況を発表 ~ 無料動画アプリの利用者数は1年間で23%増え3,338万人に ~)MediaBorderでは昨年のこの時期にも動画配信の調査について同社に取材している。(昨年2月号記事:VOD利用者は急増している?SVODも利用時間が増えている?)今年も、詳しく聞いてみようと、再びニールセン社に行ってみた。去年と同じくシニアアナリストの高木史朗氏にお話をうかがった。

調査は有料と無料で2種類に分けてスマートフォン上のアプリの2016年12月の利用状況を調べたもの。それぞれ上位5つのサービスに絞って集計している。有料無料ともに大きく利用者数を伸ばしており、昨年もスマートフォンでの動画視聴がかなり盛り上がっていたことがわかった。(ここから先は登録読者のみ)

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