
- INTER BEE CONNECTEDセッション「多様化が進む動画視聴スタイルの現状とテレビ」(2016年11月16日)実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- INTER BEE CONNECTEDセッション「テレビ局が切り拓く新たな報道」(2016年11月17日)実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- INTER BEE CONNECTEDセッション「新たなメディア戦略で、日本のスポーツシーンを照らす」(2016年11月17日)実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- INTER BEE CONNECTEDセッション「キー局の動画配信 2016」(2016年11月17日)実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- INTER BEE CONNECTEDセッション「多チャンネル放送事業者の新展開」(2016年11月18日)実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
ここでの同時配信の議論は、昨年末に活発になった総務省の放送を巡る諸課題等検討会での議論につながっていきます。次なる時代の放送政策を議論する「主戦場」となった感のある通称"諸課題検”。単に諸課題検というと親会を指すことが多いと思いますが、その下に視聴環境分科会、視聴者プライバシー保護ワーキンググループ、地域における情報流通の確保等に関する分科会、ケーブルテレビWGに分かれて個々の課題について検討が進んでます。親会はマスメディアからの注目も高まりその内容の報道に触れることも多くなったものの、その場の雰囲気を感じるにはやはり現場に出向くのがいちばんです。会合はすべて公開で行われているので傍聴可能ですが、親会は傍聴希望多数により抽選になることもあります。できる限りフォローしていきたいところです。
また、同じく総務省の審議会である、情報通信審議会・放送コンテンツの製作・流通の促進等に関する検討委員会も注目です。この審議会には5つの分科会がありますが、この委員会は情報通信政策部会。本委員会は諸課題検での議論の高まりを受けるような形で昨年11月に設置されました。ネット上での放送・映像コンテンツの流通(つまりネット配信)について、日本のインターネットの父と呼ばれる村井純・慶應大教授を主査として検討が進められています。諸課題検が放送の側から通信を見るというスタンスだとすれば、こちらは通信の側から放送を考えるという対になる関係といえるでしょう。次回は2月2日(木)開催です。
3月には文研フォーラム2017が開催されます(3月1~3日、千代田放送会館)。NHK放送文化研究所が毎年開催しているこのオープンフォーラムは、文研という組織の懐の深さを感じるイベントです。まだプログラムのタイトルしか発表されていませんが、注目しているのは最終日の『「これからのテレビ」はどこに向かうのか?~存在意義の再定義に向けて~」』。"テレビ”の現状を整理した上で、今後の"テレビ”の行き先を視聴者目線で捉えるセッションになることが予想されます。参加受付は2月1日(水)スタート。そのタイミングで各プログラムの詳細も発表されると思います。イベントの模様はMedia Border3月号で取り上げる予定です。
ところで、昨年の文研フォーラムに参加したときの記録は以下のとおりです。ご参考になれば幸いです。
- NHK文研フォーラム2016「OTTはメディア産業をどう変えるか」実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- NHK文研フォーラム2016「「これからのテレビ」はどこに向かうのか?」実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
- NHK文研フォーラム2016「東日本大震災から5年"伝えて活かす”震災アーカイブのこれから」実況まとめ(個人用) - Togetterまとめ
このように、映像・放送コンテンツを中心にしたコンテンツの流通が主な関心の対象です。できる限りアンテナを高く持ち、いろいろなところに出向いていこうと思っていますが、読者のみなさんからの情報提供も大歓迎です。メディアの明るい未来に向けて、有益な情報をどんどんシェアしていきましょう!
読者コメント