テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2018年08月号

ラジコオーディオアドの可能性〜ミライテレビ推進会議レポート《2018年8月》〜

2018年08月31日 09:09 by sknsdys

 8月27日にミライテレビ推進会議の会合が六本木の日本マーケティング協会で開催された。その中から、「ラジコサービスと今後の展開」について紹介したい。登壇は株式会社radikoで業務管理室長と業務推進室次長を兼務する岡田真平氏。ラジオCM制作会社、日本ラジオ広告推進機構、そしてビデオリサーチでラジオの調査に携わってから今年1月にradiko社にジョインしたという、一貫してラジオ業界でキャリアを積み上げてきた人物だ。

 Media Borderでラジコというサービスについて事細かに説明する必要はないだろう。ラジオ難聴取エリアの解消とリスナー拡大を目指して2010年4月に始まったこのIPサイマル配信サービスもすでに8年余の歴史がある。いまや民放連加盟101局のうち93局(+放送大学)をカバーし、120万~130万のデイリーユニークユーザーを抱えるサービスに成長した。2017年のスマホアプリの中でも2位のアクティブ率、Alexaスキルも最も使われているなど、そのプレゼンスは向上する一方(ちなみに、筆者も自宅ではAmazon Echoを通じてラジコを楽しんでいる一人だ)。一日当たりの述べ聴取時間は1億5千万~7千万分にも上る。これは1ユニークユーザーに換算すると120分に相当する。ユーザーの中心は40~50代の男性会社員ということだが、若年層も確実に獲得しているという。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

2019年、推進会議は「参加型」へ!〜ミライテレビ推進会議レポート《2019年1月》〜

2019年02月号

ミライテレビ推進会議の2018年を振り返る〜ミライテレビ推進会議レポート《2018年12月》〜

2018年12月号

インフルエンサーマーケティングとAI~共通項はデータ分析〜ミライテレビ推進会議レポート《2018年11月》〜

2018年11月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2019年04月号

新しい元号が発表され、この国は新しい時代に突入する。メディアも、それに合わ...

2019年03月号

春はもうすぐだ。ただこれから来る春は、新しい春のようだ。これまでと違う柔ら...

2019年02月号

メディア界の新しいパラダイムがくっきりしてきた。目ざとい人びとはすでにその...