テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2017年04月号

メディア構造変化時代のはじまり〜次の3つのアジェンダを考える〜

2017年04月06日 13:59 by sakaiosamu

2017年の春は、メディア界にとって特別なタイミングではないだろうか。それは、本当の”次の姿”が形になりはじめる時が来た、ということだ。そう感じさせられる出来事やニュースが去年から続いている。敏感な人は、この”新しい局面”をひしひしと感じていると思う。

MediaBorder登録読者が参加できる勉強会「ソーシャルテレビ推進会議」の3月の会合ではNHK文研の村上圭子氏に講演してもらった。多岐にわたる濃厚な内容のお話の中で、私が強く印象付けられたのが、このスライドだった。

ああ、そういうことなのか、と私はこの時感じた。自分の頭の中で言葉にならなかったことを明確にしてもらえた感覚だ。

つまり、私たちは長らくテレビとネットの行く末を見つめて来たが、それは見逃し配信やSVODサービスの普及という形で一区切りついた。もちろん動画配信もまだ先があるわけだが、それと重なる形で今、新しい潮流が巻き起こっているのだ。それを村上氏は「メディア構造変化時代」としている。

そこで4月号最初の記事では、そのメディア構造変化とは何なのか。こんな軸があるのでは、という私なりの解釈を示してみたいと思う。(ここから先は登録読者のみ)

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

サンジャポは週に何本のネットニュースになっている?〜新志有裕による情報番組の拡散についての考察〜

2018年08月号

テレビがひとつになればネットでも強くなるはず。だがその有効期限は、すぐそこに迫っている

2018年06月号

乱暴な放送法改革に対する、乱暴な反論。その結果テレビ局は何を失ったか。

2018年04月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2018年10月号

メディアの変化は加速し、嵐のように迫っている。どんな嵐が起こるのか?嵐が去...

2018年09月号

メディア維新とでも呼ぶべき動きがいま、静かに巻き起こりつつある。それはメデ...

2018年08月号

メディア界もまるで明治維新のような大きな変化が起きようとしている。地上波で...