テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2016年12月号

タイムシフト視聴率の行方はどうなる?視聴測定はどう進化する?

2016年12月12日 15:18 by sakaiosamu

今月は読者の皆さんに「テレビとネット・2016の話題ランキング」の投票をしてもらっている。まだの方は、今からでもぜひ投票をお願いしたい。

下旬まで投票を受け付ける予定だが、ここまでの経過を見てみると、こんな状況だ。

ここまで38人の方々に投票していただいており、「タイムシフト視聴率はじまる」が20票でトップだ。続いて「AbemaTVスタート」19票、「メディアのモラルが問われる」18票と続いている。やはりタイムシフト視聴率は注目が高い。

そこでこの記事では、タイムシフト視聴率について、さらには視聴計測全般が今後どう進むかを書いてみたい。

タイムシフト視聴率は「C7」にならないとビジネスにならない

まずタイムシフト視聴率のマネタイズについてだ。視聴率の取引はリアルタイム視聴率で行われており、それゆえにビデオリサーチが出すデータを「カレンシーデータ」と呼んだりする。Currencyとは"通貨"のことで、取引基準に使うデータがこう呼ばれる。そしてタイムシフト視聴率のデータは、まだカレンシー化できていないことになる。

それはなぜだろう。(ここから先は登録読者のみ)

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

日本の広告費2020発表、コロナ禍でインターネット広告に突き放されたテレビ広告

2021年02月号

clubhouseで起こりつつある、メディア業界の新しい「連帯」

2021年02月号

映画産業は大きなターニングポイントを迎えた〜「劇場+配信」型へ

2021年01月号

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2021年04月号

春は来た。すでに桜は散り始めたが、コロナは居座り続けている。メディアの世界...

2021年03月号

ネットに配信されたテレビ番組をテレビ画面で見るとき、私たちが見ているのはネ...

2021年02月号

コロナ禍とともに押し寄せるメディアの危機。緊急事態宣言は延長されたと言って...