MediaBorder発行人、境治の企画でウェビナー(オンラインセミナー)を開催するのでお知らせしたい。
この企画は、前回の塚本幹夫氏の寄稿「アフターコロナ、放送を守る壁を撤廃せよ」に端を発している。この記事では後半で「ハードソフト分離」「放送同時配信を放送と定義」「資本規制の緩和」の3つの改革がアフターコロナの放送業界には必要だと「提言」している。
この3つの改革で放送業界は、あるいは放送局はどう変わり、何が進むのか、より掘り下げたお話をお聞きしたくなった。さらに、その提言をローカル局の方に聞いていただき率直なご意見を聞いてみたくもある。
そこで塚本氏にあらためて3つの提言を語っていただくのが前半、後半では南海放送社長の田中和彦氏に加わっていただき、3提言をどう受け止めたのかをお話いただく。もちろん提言に異論があれば、それを率直に述べていただき、熱い議論になっても面白いと思う。お二人のお人柄で、意見が異なっても楽しくディスカッションしていただけることだろう。
また田中氏はちょうど6月末に社長を退き会長に就任される予定だ。少し肩の荷を下ろしたところで、ざっくばらんにお話いただけるはず。ご本人も会長としての初仕事として張り切っておいでだ。
このウェビナーは、ヒマナイヌスタジオ大手町から配信する。スピーカーが自宅からのセミナーだとネット環境による音声途切れなどが起こることもあるが、このスタジオからなら高品質の配信を楽しんでいただけると思う。塚本氏と境はスタジオから配信し、田中氏には愛媛からリモート出演していただくことになる。
配信はZoomを使うので、参加する方はあらかじめインストールしておくといいだろう。
このウェビナーは、2月に開催した「地域とテレビの未来を考えるシンポジウム」の延長で開催するものだ。コロナでシンポジウムの次の展開ができないでいたが、当面はオンラインで行なっていきたい。またシンポジウムでは参加をローカル局に絞らせてもらったが、オンラインでの展開はどなたでも参加できるものにする。
「地域とテレビの未来を考える」活動は、このあとも積極的に展開していくのでご期待を。まずはぜひ、本ウェビナーにご参加ください。
申し込みはこちらのPeatixページから↓
https://townwithtv01.peatix.com/
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