テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2015年12月号

2015年はおそらく、テレビ史上最大のターニングポイントだっただろう。

2015年12月04日 09:45 by sakaiosamu

12月最初を飾る記事として、当初は2015年テレビとネットの10大ニュース!をお届けしようと思っていたのだが、考えてみると”10大ニュース”になりそうもないのでやめることにした。今年のテレビとネットの横断領域で起こったことはたった一行でまとめられてしまうのだ。

「2015年は、NetflixとTVerがはじまった。」

 もちろんこの言い方は、"Netflix"の名前にSVODサービスの様々なプレイヤーをひっくるめているし、"TVer"の名前でテレビ局の配信サービスのすべてを代表させている。つまり、VOD業界がにわかに活性化し、テレビ局自身も配信を活発化させている、ということだ。

この2つがまったく別の流れで同時に2015年に起こった、そのタイミングの合い方が歴史の不可思議なところだと思う。どちらかがズレてもおかしくなかったのに、同じ年に起こった。だから業界内へのインパクトも強かった。その偶然が、業界を大きく動かそうとしている。

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