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現場からの速報に近い境レポにも拍手と感謝。高市大臣にしては御しやすいと思っていた諸課題検で、ズバリ突く宍戸、奥、北の三氏の意見でひっくり返ったはずだろう。それは奥氏の発言中の大臣の顔、表情、それがアップになっていたら、と思うほどだった。吉田審議官に耳打ち。それを受けるようにして吉田審議官が述べた弁明は、受信料は特殊財源である。また、奥氏の指摘した英国BBCのiPlayerとの違いを「事情の違い」というあいまいな説明となり、何ら説得性が弱いものだった。
25回目の会合は境氏が指摘するように、4年間の惰眠状態から覚めた瞬間だった。野村総研の北氏が終わった後の立ち話で「NHKのいう2.5%の説明レベルでは民間ではありえないレベル。しっかりと説明するべき。それが公共メディアの姿勢でしょ」と話した。このように肝心な議論がなく、放送の将来展望に切り込むことなく、NHK常時同時配信を決めようとした「日本的、お役所的な策」に陥っていた配慮の会議だったことに気づかせてくれた高市大臣ちゃぶ台返しは確かな「成果」となった。それを意識していたとしたら、政治家として有能だといいたいところだ。あれがなかったら、ウヤムヤのまま始まったわけだから・・・。なんだか変な論になったが、眠りから本当に立ち上がって議論してもらいたい。そう思いつつ、総務省を出た。
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