キャッチコピーは、「スマホは私。テレビは家族。」
3月22日午後、自由が丘駅からほど近い産業能率大学のキャンパスでちょっと変わったイベントが行われた。
同大学の経営学部マーケティング学科教授でありマーケティングについてのコンサルタントとしても知られる小々馬敦氏が、ゼミの学生たちとともに企画した催しで、マーケティング関連の人びとをお客様に招き、学生たちと交流しながら若者のメディア生活に迫るセミナーイベントだ。
題して「AgeMi!マーケ!2030」。そのプログラムはこちらのページでpdfを見ることができる→AgeMi!マーケ!2030プログラム
小々馬教授とは私が最初にいた広告代理店I&S BBDOで先輩後輩の関係だった。このイベントでは小々馬教授から企画の立ち上がりから相談を受けていろいろとお手伝いし、イベントのキャッチコピーも書いた。
「スマホは私。テレビは家族。」というコピーだ。実は「スマホは私。テレビは他人。」とか「スマホは友だち。テレビはよそ者。」といったもっと冷めた案も出したのだが、ゼミの学生たちが選んだのは意外にも「テレビは家族」だった。テレビは家族との絆のもとに見る、という意識があるというのだ。そしてイベント全体の空気も、決してテレビ離れしているわけではない学生たちの感覚が新鮮だった。
最後のプログラムとして行われたディスカッションでは私がモデレーター を務め、小々馬教授とともに日本テレビ「今日から俺は!」プロデューサー高明希氏と日テレラボの加藤友規氏がパネリストとして登壇。
「2030年にテレビはこうあってほしい!テレビの未来をAgeMi世代とホンネで語り合おう」のタイトルで、パネリストの目の前に20名ほどの学生が陣取り、ディスカッションの中で学生たちにも直接発言してもらった。
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