Introduction
11月14日から16日まで開催されたInter BEE。その中の特設コーナーとして2014年にはじまったINTER BEE CONNECTEDはネットや新たなビジネスとのCONNECTをテーマに5回目の開催となった。例年にも増して盛況で、放送業界にとってのCONNECTがより重要性を高めていることが実感できた。そこでこのCONNECTEDのアドバイザーボードで主査としてリーダーシップをとるワイズ・メディアの塚本幹夫氏に寄稿をお願いした。CONNECTEDの5年間の変化はそのまま放送回の変化でもあるだろう。何がどう進んだのか、まとめていただいた。
書き手:ワイズ・メディア メディアストラテジスト・塚本幹夫
Inter BEE(国際放送機器展) 2018が11月14日から16日、幕張メッセで行われた。出展者数(1,152社/団体)、来場者数(4万839人)とも過去最高。1965年から数えて54回目だが、3万人を超えたのが1998年/第34回なので、およそ20年かけて新たな大台に乗ったことになる。
放送の新たな試みと、未来を語るコーナー・INTER BEE CONNECTEDがスタートしたのは2014年。今年で5回目。自分は第3回から2代目の主査をお引き受けしている。
現在、アドバイザリーボードのメンバーは私の他に6人(安藤聖泰さん、岩田淳さん、齋藤浩史さん、境治さん、須賀久彌さん、村上圭子さん<50音順>)。春先から始まるミーティングでは毎回、侃侃諤諤の議論を経てセッションのテーマ、モデレータ、パネリストが決まっていく。今回、5回という節目を迎えたので、これまでをいったん振り返ってみたい。
塚本氏がモデレーターを務めたCONNECTEDの基調講演は国際会議場で行われ、CONNECTEDのステージでも配信された
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