テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2018年03月号

「2020年テレビの行く先」という大仰なタイトルのセミナー、3/26開催!

2018年03月08日 01:44 by sakaiosamu

2020年、テレビは激変しそうだ。これからの二年間はそのための予震の時間になるだろう。

そんな思いから「2020年テレビの行く先」という大仰なタイトルのセミナーを開催することになった。

詳しくはこちら→Peatixイベント申し込みページ

2月のある日、角川アスキー総研・遠藤諭氏からメッセージが届いた。「何やらテレビに面白そうな動きがあるようですが、セミナーをやりませんか」漠としたご相談だったが何しろ筆者は遠藤氏を大変リスペクトしている。さっそく大ざっぱな企画を二つ三つこさえて飯田橋に飛んで行った。遠藤さんはご存知の通り元月刊アスキーの編集長であり元祖オタクとしても知られる研究者だ。IT関係が中心だが、テレビという存在もしくはデバイスにも並々ならぬ興味を持っておられる。「テレビは不便だ」と筆者に言ってのけたのも遠藤氏が初めてだったと思う。

その遠藤さんと小一時間議論した末、じゃあこれとこれでいきましょうよ、と決まったのが以下の二つの企画だ。

まず「テレビとデジタルの共通指標」をテーマにしたもの。これは日本アドバタイザーズ協会で、資生堂ジャパンの小出誠氏が旗振り役となっていままさに進めている指標づくりだ。広告主の側がメディア指標をつくる、というのが面白い。昨年、小出氏とセミナーでご一緒した際に進行中のお話としてうかがっていたのが、この春からいよいよ運用開始する。そのタイミングで、指標の考え方や背景などをお聞きする。

そして実は、雑誌界でもこれに近い案件が進んでいる。雑誌の部数を公査するABC協会が、紙の部数にデジタルの数も加えた新しい指標を作るプロジェクトを進めている。そのキーマンの一人、講談社の長崎亘宏氏にも登壇をお願いし快諾いただいた。テレビの話題と少し外れるが、非常に近い話題なので話がうまく広がりそうだ。

このお二方のお話を、リサーチ会社の立場でフォローしていただくのがニールセンデジタルの宮本淳社長だ。アメリカの状況なども含めて、客観的な立場で解説していただく。

もうひとつが「テレビ局の配信サービス」のセッションだ。この春からいよいよスタートするParaviの高澤宏昌氏をお招きし、開始直前のホットな空気をお伝えいただく。TBSと日本経済新聞、テレビ東京にWOWOWも加わってどんなサービスが展開するのかをご開陳いただく。そこに、フジテレビでFODを運営する野村和生氏、huluを運営するHJホールディングスの於保浩之社長にも加わっていただき、日本でテレビ局が運営するVODサービスの方々が揃う。テレビ局の放送ビジネスとVODの関係、今後のビジョンなどをディスカッションしていただこうと思う。こちらのセッションには遠藤氏も加わるので、テレビ局の方からするとウッとたじろぐようなこともお聞きするかもしれない。展開が読めない、面白くなりそうなセッションだ。

本セミナーは有料で、おひとり13,500円とそれなりの金額になってしまうが、それだけの価値は登壇者のお名前を見ていただけば十分感じてもらえることだろう。これから迎えるメディアの新しいパラダイムを見定めるためにも、ぜひご参加いただきたい。

以下に概要をあらためてご紹介する。

角川アスキー総研主催セミナー

「2020年テレビの行く先 ~デジタルとの共通指標と動画サービス新動向~」

2018年3月26日 18:00-21:00 @角川第三本社ビル(東京都千代田区富士見1-8-19)

参加費:13,500円 定員:50名

<Part 1. デジタルとの共通指標はなぜ必要か>
  • 小出 誠 氏(資生堂ジャパン株式会社 メディア統括部長)
  • 宮本 淳 氏(ニールセン デジタル株式会社 代表取締役社長)
  • 長崎 亘宏 氏(講談社 ライツ・メディアビジネス局 局次長)
<Part 2. テレビ局の動画サービスはどこへ向かうか>
  • 高澤宏昌 氏(株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン 編成制作局コンテンツ調達責任者)
  • 野村和生 氏(フジテレビ 総合事業局 コンテンツ事業センター コンテンツデザイン部 部長職)
  • 於保浩之 氏(HJホールディングス株式会社 代表取締役社長)
<モデレーター>
  • 境 治 (コピーライター/メディアコンサルタント)
  • 遠藤 諭(株式会社角川アスキー総合研究所 取締役 主席研究員)

お申し込みはこちら→Peatixお申し込みページ

 

 

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