テレビとネットの横断業界誌 Media Border

2017年08月号

大勢が同じ場所で同じ体験をする。これも、メディアだ。〜超どSフェスタ@静岡・写真レポート〜

2017年08月22日 12:07 by sakaiosamu

8月20日、私は静岡市にいた。超どSフェスタを見に来たのだ。

読者のみなさんは1月のこの記事は読んだだろうか?

→「超ドS」の自虐には、「静岡のため」への情熱がこもっている〜SBS静岡放送のチャレンジ精神・その1〜

静岡放送と静岡新聞が、「超どS」をスローガンにいろいろと自虐的かつ前向きなムーブメントを巻き起こしている。このCMはその好例で、ギャラクシー賞CM部門の大賞を受賞している。

1月に取材した際に、この夏には「超どSフェスタ」として一大イベントを開催すると聞いた。もともと1972年から27年間開催してきた「フェスタしずおか」が99年に終わってしまったのを、名称を変えて復活させるということだった。それは見てみたいと、楽しみにしていた当日が、8月20日だったのだ。東京から新幹線で1時間ちょい。あっという間に静岡駅に到着した。

会場の駿府城公園はかの家康公のお城だった場所だ。静岡駅から歩いて15分ほど、途中で静岡の魚をふんだんに使った海鮮丼を平らげて、駿府城に着いた。 

 正直、公園に近づくまでは商店街を普通に人びとが歩いているものの、とくにイベントが行われているような雰囲気はなかった。だがお城に近づくと急に人の動きが多くなり、公園方向に向かう人が増えていく。お城に着くと、たくさんの人が門から吸い込まれていた。

入り口にはドーンと「超」の書が掲げられている。これは18日の開会式で書家の金沢翔子氏が舞台の上で書き上げたものだそうだ。世界に名をはせる中学生ドラマー佐藤奏さんのドラム演奏とのコラボという、不思議なパフォーマンスで書かれたものだという。「超」を筆文字で描くところが、「超どS」の諧謔精神を表しているように感じた。

 駿府城公園をいっぱいに使って祭りが行われる。ただ左上の駿府城本体は発掘中で入れない状況だった。公園全体は、東京で言うと日比谷公園よりひと回りくらい大きく、かなりの広さだ。右奥のONE LIVEがイベントのメインと思われる。

 正面入口から公園の中に入ると、お!けっこう人が多いぞ!ライブ会場が中心のイベントだと思っていたので、入り口を入るとすぐ大勢人がいることに驚いた。

公園内左手で開催されていた「カレーワールドカップ」。日本の各地から参加したカレー屋さんが屋台を出している。それぞれに長い行列ができていた。ここだけでまた混雑している感じだ。

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