6月の「メディアイベント右往左往」はトピックを3つ取り上げます。Connected Media Tokyo、日本メタデータ協議会オープンカンファレンス、情報通信学会大会です。いずれもテレビ・コンテンツ/メディアビジネスの現在地を確認し、近未来を展望するものでした。
まず、Connected Media Tokyoです。
6月7日から9日にかけて、幕張メッセでInterop Tokyoが開催され、その併催イベントとして映像を中心としたデジタルメディアビジネスにフォーカスしたConnected Media Tokyoが今年も開かれました。基調講演を含め3日間で15のセミナーが実施され、いずれもテレビとネットの融合領域の最新トピックが語られました。
その中から、ここでは7日の「ネット配信に関連する放送事業者が押さえておくべき最新動向」を紹介します。講師はNHK放送文化研究所主任研究員・村上圭子氏。16時からのセミナーは開始5分前には満席。立ち見も多数という盛況ぶりでした。出展社パスを提げた聴講者も多く、関心の高さが伺われました。(ここから先は登録読者のみ)
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