読者のみなさんは、この記事を読んだだろうか。1月26日付の、ニールセン社のプレスリリースだ。
→TV局系VODのスマホからの利用者数は500万人超、TVERは約250万人〜ニールセン、日本のビデオオンデマンドのスマホ、PCからの利用状況を発表〜
ええー?そんなにたくさん?と驚いた方も多いだろう。2015年11月のデータを解説したもので、TVerはまだ登場したばかりだ。テレビ局のVODサービスと、dTVやhuluなどSVODサービスの利用状況について、以下の3つのグラフが掲載されていた。
※いずれも上記のニールセン2016年1月26日付プレスリリースより
TV局系VODもSVODも、利用者数が多いなあと筆者は感じた。それにしても、このグラフはどういう調査をしたのか、もう少し細かく聞きたい点が多々ある。さらにはSVODでNetflixの存在が見えないのも気になる。
知りたいことは直接聞くに限る!ということで、さっそくニールセン社にコンタクトし、詳しい話をお聞きしたいとお願いした。
調査を担当したシニアアナリストの高木史朗氏と、シニアマネージャー西村総一郎氏にお話をうかがうことができた。お二人のお話をもとに、グラフについて解説をしていきたい。さらに、その取材とは別に入手した、SVODについての新しい動きもお伝えしようと思う。(ここから先は登録読者のみ)
シニアアナリスト・高木史朗氏(左)とシニアマネージャー・西村総一郎氏(右)
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