在京キー局の今年度の第一四半期の数字が今週出揃った。いまは各局がホールディングス体制をとっているので全体の売上げや利益を一概に比べにくい。局によって企業グループの構造がまったく違うからだ。きちんとわかりやすい決算説明会資料をそれぞれ発表し、WEB上で公開しているが、その中のどこをどう見ればいいだろう。
「テレビ局の状況」がもっともわかるのは、個別会社の業績を説明する中で地上波局の業績を見ればいい。どの資料も核となるのはその部分だ。さらに言えば、各局の資料の「放送収入」を見ていくと状況がはっきりしてくる。
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